貧乏でもちょっとお金を借りてクリスマスプレゼントを買いたい

いまは給料も安くて、家賃や生活費で消えてしまうような生活です。こんな貧乏でも大切な彼女にはちゃんとクリスマスプレゼントを買いたいと思います。日々、あまり余裕はありませんが、消費者金融で借りてみようかと思います。貧乏でも借りられるでしょうか？

返済計画から考えて借りる額を決めてください

たしかに、長い人生で見たときに、いまは貧乏しているとはいえ、いつまでもそのままというわけではないでしょう。いまお金がないことを理由として、将来の幸せ、あなたの場合は大切な彼女を失うようなこともしたくないでしょう。その気持ちはよくわかります。

一方、お金の話。これはどうにも動かしようのない事実です。人はみな夢や希望を持ちますが、お金というものは極めて現実的なものです。お金の問題はお金でしか解決できません。これが原則です。うまい方法とか気持ちをくみ取ってくれるような方法はありません。いっけん、親切なサービスのようでも、最後にはきちんと帳尻を合わせなければならない。それがお金の世界です。厳しいと感じる人もいるでしょうが、わかりやすいと思う人もいるはずです。

消費者金融でお金を借りるには申し込みをして審査を受けなければなりません。そこには年収や勤め先も書き込みますので、そこで見栄を張って嘘を書いてはいけません。バレたら信用をいっきに失ってしまいます。

この審査で重視されるのは、年齢。満20歳以上であること。そして安定した収入があることです。収入がいくらか、というのは貸し出す限度額を決める目安になります。消費者金融では法律で、年収の3分の1までしか貸し出せません。

貧乏かどうかはともかく、単純に年収300万円なら、年間に借りられる限度は最高で100万円です。そこを上限として、あとはあなたの信用度（勤務先、過去の借り入れ記録など）でどこまでを限度にするか、各社の審査基準によって決まります。

ですが、いま貧乏と自覚されているのであれば、毎月の返済を重視してください。毎月、いくらまでなら返済できますか？

たとえばリボ払いで返済すると考えましょう。年利18％ぐらいが多いと思いますので、それでシミュレーションすると、10万円借りたら毎月5000円を返済して24回。25回目に端数の約3700円を返済して完済です。

毎月の5000円ぐらいは大丈夫、と思ったでしょうか？　ですが、最長25回です。2年以上かかります。その間に所得が上がって余裕ができれば早めに返済をしていくこともできます。でも、それができなかったら？

今年のクリスマスプレゼントは確保できるかもしれませんが、来年はどうでしょう？

単純に、毎月1万円程度は返済できるように生活を見直してみてください。できるだけ早く返済すること。そして借りすぎないこと。この2点を守れば貧乏でも上手に借り入れを活用できるのです。つまり返済計画から考えて借りる金額を決めることです。